LinuC Level2まで認定されて感じたメリット

先日LinuC Level2に認定されました。その後の業務にどう活かされたかのメモとしてこの記事を投稿します。

LinuCとは?

LinuCレベル2は、仮想環境を含むLinuxのシステム設計、ネットワーク構築において、アーキテクチャに基づいた設計、導入、保守、問題解決ができる技術者を認定します。
以下の知識と技術を持つことの裏付けとなります。

  • Linuxシステムの設計、構築、監視、トラブルシューティングができる。
  • 仮想マシンやコンテナの仕組みを理解し、その管理と運用ができる。
  • セキュリティとシステムアーキテクチャの基本を理解し、サービスの設計、構築、運用・管理ができる。

LinuCレベル2 試験概要 | Linux技術者認定試験 リナック | LPI-Japan仮想環境を含むLinuxのシステム設計・ネットワーク構築において、アーキテクチャに基づいた設計、導入、問題解決ができるエンlinuc.org

何が一番よかったか?

サーバ構築で不明なことがあった場合に、ChatGPTを始めとしたAIの力を借りて、サーバのことをよく知らない人でも比較的容易に解決ができるようになっていると感じています。
ただ、AIの出力をそのまま鵜呑みにして、結果的に上手く行ったからヨシ!というのは長期的に見たときにマズイのではないかと思っていました。

もちろん、ChatGPT等に頼らず全て自分の頭脳のみで解決できればよいのですが、効率面を考えると利用しない手はありません。今後もわからないことがあったら、ChatGPTに聞くことになるでしょう。

LinuCの勉強を通してLinuxのことを体系的に学ぶことで、返ってきた返答がベターか否か程度は判断ができるようになったと思います。
そして、手順書通り構築していただけだったのが、何故、何のためにこのコマンドを実行するのか?ということをしっかりと理解できました。

Linuxを知るうえで必ずしもLinuCを受験する必要はないと思いますが、手っ取り早く体系的に学ぶことのできる資格だと感じました。
※ただし受験料は高い・・・