はじめに
この記事はデータサイエンスエキスパート試験の不合格体験記です。試験の問題については言及できないのですが、何かの参考になれば・・・
データサイエンスエキスパート試験とは?
一般社団法人 統計質保証推進協会が運営している統計検定の試験の一部です。
データサイエンス基礎、データサイエンス発展は既に開始されていますが、データサイエンスエキスパート試験も今年の5月からCBTにて受験を開始しました。
この試験の趣旨は以下の通りです(HPより引用)。
社会が大量のデータを生み出し、価値を創出する「データ時代」となり、データサイエンスの重要性が広く認識されるようになりました。この分野の専門的な人材に対する社会からの需要も大きくなっています。「データサイエンス発展」を踏まえて、「データサイエンスエキスパート」では大学専門レベルでの高度な内容について、CBT方式で評価・認証します。試験内容は、上記の数理・データサイエンス教育強化拠点コンソーシアムの応用基礎レベルのモデルカリキュラムを含むものとなります。これによりデータサイエンスに関する専門的なスキルを客観的に評価します。
背景
- 統計検定2級、準1級に合格済み。
- 基本情報、応用情報合格済み。
- 仕事はweb系システム開発が主だが、データ分析を行うこともある。
- php,js,VBA,SAS,SQLをメインに使用している。
- python,Rは稀に使う程度。読むことには抵抗が無い。
- 機械学習は聞いたことがあるだけで、統計検定の勉強で出会ったことのないアルゴリズムは全く知らない。
統計検定準1級に合格する程度の力はあるけれど、機械学習をほとんど知らない(実務で触ることも全くない)状態ですね。
なんで受けたの?
統計検定1級の勉強を進めていましたが、データサイエンスエキスパートなる試験が受けられるようになったことを知り、昨今のデータサイエンスとは何たるかを知る機会になるかと思い、受験を決意しました。
基礎や発展を飛ばしていきなりエキスパートを受験したのは、出題範囲が統計検定準1級の内容も含まれていて、「準1級合格してるんだから受けるならエキスパートだろ!」というただそれだけの理由です。
あと、サンプル問題を解いたところ8割ほど合っていて、「これもしかしていける?」と勘違いしてしまったこともありますね・・・
結果と感想
42点で不合格でした。(ほとんどわかりませんでした!!!!!)
一部、何を問われているかも理解できなかった問題があり、手も足も出ないとはまさにこのことでした。
数理統計で稼ぐつもりでいましたが・・・(お察し)
そもそも、統計検定があるのにデータサイエンス試験が出来た意味を考えれば、色々な意味で納得です。
一番気になるであろう問題の内容については触れられないので、本当にただの体験記になってしまいましたが、つい先月に受験可能になったばかりでネット上にもほとんど情報がないので、この記事が何かの参考になれば幸いです。