「今、大学院生に戻れるならどんな研究がしたい?」
これが妻との晩酌で鉄板のネタだ。しかも飽きずに何度も何度もこの話をしている。
年次が上がるにつれ、立場や求められることが変わるのだから、当然か。
妻とのファーストコンタクトは、学部生で初めて参加した学会だった。
向こうは学会自体には参加しておらず、学会終了後に開催されていた「若手の会」というものから参加していた。
自分が生物地球化学というおよそニッチな分野で研究をしていた。ドライかウェットかと言われればウェットなのだろうけど、この分野でウェットとかドライとか言うのかは知らない(多分言わない)。要するに、観測&実験の繰り返しをしていたのだ。
一方、妻はというと、大気化学を専門とした研究室でモデル計算をしていたようだ。(具体的にはよく知らない、というか理解できていない。)
「あなた達の観測データを再現しないと意味がないから、大変なのだ(意訳)」ということを当時言われていたような気がする。
お互いに、博士課程に未練はありつつも修士で卒業したという共通点もあり、「社会人になってもうすぐ10年経つけれど、未だに研究室時代の3年間より辛くも楽しい期間はないよね」と語り合ったりもする。
自分は未だに所属していた研究室のHPをたまに見たりしているし、妻はたまに研究室時代のボスから連絡が来るらしい。
このように、大学院・研究室というのはそれまでの関係値も相まって、気になる存在であり続けている。
なぜこんなことを文書に残しておこうと思ったかというと、某海ゴリラさんのXがきっかけ。
自分が生きているうちに、こんなことが実現できようものなら最高に嬉しいと思う。
感動すら覚えたので、ブログに投稿しておこうと思ったというわけ。
なお某海ゴリラさんは、自分の遠い先輩である(はず)。某学会の若手会で一度だけ話したことがある程度で、こちらが一方的に知っているという状態。
なお、その会話の内容は「なんでキミは三酸素の研究して良いんだ!僕はキミの指導者にダメだと言われたのに!」である。良き思ひ出。
